PFAS対策に浄水器は有効?除去対策の効果を解説

「最近PFASのニュースが多いです。PFASは浄水器で除去対策できるのでしょうか?」
「確かに気になりますね。では, 解説します。」
まずは自己紹介
弊社, 株式会社メイプル・リンクは、創業34年のセントラル浄水器メーカーです。セントラル浄水器『ソリューヴ』の企画・製造・販売を行なっております。長年セントラル浄水器の販売を行なっている弊社が、気になる疑問についてお応えします。
2026年度からPFAS水質基準を水道法に引き上げ
PFAS(有機フッ素化合物)は、健康への影響が懸念される物質として注目されています。環境省は2026年度から、PFOSとPFOAの2物質を対象に水質基準を引き上げ、3カ月に1度の定期検査を水道事業者に義務化します。これにより、基準超過時の改善が求められます。暫定目標値(水道水1リットルあたり50ナノグラム)は法的拘束力がなく、一部自治体で超過事例がありました。
環境省は、PFAS(有機フッ素化合物)の水質基準を水道法に引き上げ、2026年度から施行する。PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)の2物質を対象に、3カ月に1度の定期検査を水道事業者に義務化。基準超過時は改善が求められる。
日本経済新聞 「PFAS水質基準、定期検査を義務化 2026年度から施行」より引用
また、専用水道(社宅や病院など)の全国調査では、8,056件中半数がPFAS検査未実施で、超過59件確認されています。上水道切り替えなどで対策が進んでいますが、2026年4月から検査義務化が強化されます。
環境省と国土交通省は、2026年4月から水道法上の水質基準対象となるPFOSとPFOAについて、専用水道の全国調査結果を公表。8,056件中、検査実施済みは4,353件(約半数)で、残り半数で未実施。2020年4月〜2025年8月に目標値(合計50ナノグラム/リットル)を超過したのは59件。
日本経済新聞 「PFAS検査、社宅などの「専用水道」半数で未実施 国が全国調査結果」より引用
これらのニュースから、PFAS汚染の現状が深刻で、水道水の安全確保が急務であることがわかります。
「最近PFASのニュースが多いですね。」
PFASとは何か?基本的な内容
PFAS(ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)は、炭素とフッ素からなる化学物質で、1万種類以上存在します。強固な炭素-フッ素結合を持ち、加水分解、光分解、微生物分解に耐性があります。撥水・撥油性や熱・化学的安定性を示し、溶剤、界面活性剤、表面処理剤、泡消火薬剤などに使用されてきました。
PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)は代表的なPFASで、難分解性、高蓄積性、長距離移動性を持ちます。PFOSは半導体用反射防止剤、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤などに、PFOAはフッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤などに使用されていました。2009年にPFOS、2019年にPFOAがストックホルム条約の対象となり、日本では2010年にPFOS、2021年にPFOAが化審法の第一種特定化学物質に指定され、製造・輸入が原則禁止されています。
しかし、過去の排出により河川や地下水から検出される場合があり、健康への悪影響が指摘されています。PFAS 浄水器を検討する際は、この基本知識が重要です。
参照:環境省 PFASハンドブック
「なるほど。」
PFASの除去に活性炭が有効だという公式見解
PFASの除去技術として、国内外で様々な方法が提案されています。国内では、浄水場等において活性炭を用いたPFOS等の処理が行われてきました。環境省によると、活性炭はPFASの濃度低減に有効です。また、活性炭はPFASを吸着する特性を持ち、多くの浄水システムで活用されています。
国内ではこれまで主に浄水場等において、活性炭を用いたPFOS等の処理が行われてきました
環境省 「PFASハンドブック」より引用
会議では委員から「活性炭で処理できることは分かってきた。技術の情報収集を進めて欲しい」との意見が出た。
朝日新聞 「PFAS除去技術「効果あるが課題も」 環境省が実験結果を初報告」より引用
活性炭はPFASを捕捉する能力が高く、浄水器で一般的に用いられます。
「公式見解は出ているんですね。」
ソリューヴのPFAS除去性能試験結果
弊社では、独自に第三者検査機関を通して、自己認証製品であるセントラル浄水器『ソリューヴ』のPFOS及びPFOA除去性能試験を行いました。
検体に、パーフルオロオクタン酸(以下「PFOA」という。)及びパーフルオロオクタンスルホン酸(以下「PFOS」という。)をそれぞれ約50 ng/L、合計濃度として約100ng/Lとなるように調製した原水を通水し、得られた通過水及び原水についてPFOA及びPFOSを測定した。なお、PFOSは異性体を含めて定量した。
| 通過水量 | 動水圧(MPa) | 水温(℃) | 分析試験項目 | 結果(ng/L) | 除去率(%) | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 結果(ng/L) 通過水 | 結果(ng/L)原水 | |||||
| 10分間通水後 | 0.02 | 21 | PFOA | 検出せず | 52 | 99以上 |
| PFOS | 検出せず | 60 | 99以上 | |||
セントラル浄水器『ソリューヴ』の有機フッ素化合物PFOA及びPFOS除去性能試験結果は、PFOA及びPFOS共に除去率99%以上。セントラル浄水器『ソリューヴ』を通して浄水した水道水にはPFOA及びPFOSは「検出せず」という結果になりました。
この結果から、除去対策として活性炭が一定の効果があることがわかります。
セントラル浄水器『ソリューヴ 』有機フッ素化合物PFOS及びPFOA除去性能試験
「確かに結果として有効性が確認できますね。どんな浄水器なんですか?」
セントラル浄水器とは何か

セントラル浄水器は、水道メーター直後に設置し、家中のすべての水を浄水する浄水器です。水道管の劣化による赤錆やゴミ、有機物の混入をろ過します。活性炭フィルターで残留塩素やトリハロメタンを低減し有害物質を除去する効果があります。また、セントラル浄水器は、家庭全体の水を一括で浄水するため、キッチンや浴室、洗面所など複数の場所で浄水された水を使用できます。これにより、日々の生活で水の質を均一に保つことが可能です。
セントラル浄水器の主な特徴
- 家中の蛇口から浄水した水が出るため、飲み水からお風呂まで対応。
- お湯が浄水できるため、お風呂やシャワーでも使える。
- 浄水量が大きく、フィルター交換期間が長い。
- 住まいの大元に設置するため、屋内給水管の長寿命化に寄与。
- 水道水の臭いや味の改善、家族の健康維持・生活の質の改善に役立ちます。
セントラル浄水器は住まいの全体的な水質改善に適しています。
【完全解説】セントラル浄水器の11のメリット
「家の中全体を浄水できるんですね。まさに自分の住まいを守る浄水器ですね。」
セントラル浄水器『ソリューヴ』
弊社のセントラル浄水器『ソリューヴ』は、細粒ヤシガラ活性炭と繊維状活性炭、イオン交換繊維(ゼオライト)を配合したフィルターを採用。残留塩素、トリハロメタン、ゴミ、赤錆などを除去し、1ミクロンの濾過材でミネラルを残します。円筒型遠心水流式フィルター構造で流水量を落とさず浄水します。また、フィルターは交換が簡単で、定期的なメンテナンスにより長期使用が可能です。
水道メーター内側に設置。そこから住まい全体の水道水を浄水します。これにより給水管の状態も良好に保つことができ、とりわけ新築時は新品配管から浄水を開始できることで、残留塩素による赤錆を抑えます。一台でキッチン、浴室、洗面所などすべての蛇口をカバーし、全ての水使用シーンで浄水した水を使うことができます。お湯も浄水できるのでお風呂やシャワーも浄水されます。カルキ臭や水のまずさを解消し、肌や髪に優しい水を提供します。
さらに、セントラル浄水器『ソリューヴ』はコンパクトな設計で設置スペースを確保しやすく、耐久性が高く、戸建ての広い住宅でも十分な浄水容量を確保できます。これにより、家族全員が安心して水を使用できる環境を整えられます。
「すごいですね。家の大元から浄水できるのは魅力ですね。」
まとめ
PFASの最新ニュース、活性炭の有効性、自社試験、セントラル浄水器の説明までお伝えしました。弊社のセントラル浄水器『ソリューヴ』は、住まい全体の浄水で価値を提供します。
「いかがでしたでしょうか。PFAS対策に浄水器は有効性とその効果について解説しました。」
「はい。よく分かりました。」
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