料理に水道水をそのまま使って大丈夫?約37%が不満の調査結果と家全体浄水のメリット

「水道水で料理すると、味や臭いが少し気になるんです…。みんなはどうしてるんですか?」
「多くの方が同じように感じていますね。では、詳しく解説します。」
まずは自己紹介
弊社、株式会社メイプル・リンクは、創業34年のセントラル浄水器メーカーです。セントラル浄水器『ソリューヴ』の企画・製造・販売を行なっております。長年セントラル浄水器の販売を行なっている弊社が、気になる疑問についてお応えします。
水道水を料理に使う人はどれくらいいる?
「水道水でそのまま料理してる人って多いんですか?」
日本の水道水は世界トップレベルの安全基準で管理されており、多くのご家庭で料理にそのまま使用されています。全国的な調査では、約6割の方が水道水を料理に使っているというデータもあります。
一方で、味や臭いが気になるという声も一定数あります。東京都の水質に関する調査では、調理用途について「満足・良い」と回答した方が59.7%である一方、「不満・不足」が33.2%、「質の向上に期待」が4.0%おり、合わせて約37.2%が気になる点があるとしています。また、カルキ臭に関する別のアンケートでは不満が約70%に上る結果も見られます。
調理用途
有効回答数: 1,088
満足・良い: 649(59.7%)
いずれでもない: 35(3.2%)
不満・不足: 361(33.2%)
質の向上に期待: 43(4.0%)
参照・引用:東京都水道局 第9回 東京都水道事業運営戦略検討会議
さらに、おいしい水研究会が定めた「おいしい水」の水質要件では、残留塩素を0.4mg/L以下に抑えることが推奨されており、硬度や蒸発残留物なども適正範囲が示されています。これらの要件を満たす水が、料理の味を引き立てやすいとされています。
おいしい水研究会とおいしい水の水質要件とは何? 【東京都水道アンケート】70%が水質のカルキ臭に不満!?これらのデータから、水道水は安全に広く使われている一方で、毎日の料理で違いを感じる方も少なくないことがわかります。気になる方は、まずは簡単なカルキ抜き方法を試してみるのが一般的です。
水道水のカルキ(残留塩素)を抜く一般的な方法
残留塩素による臭いや味の影響を軽減するために、以下のような方法がよく知られています。これらは手軽に試せますが、毎日の大量使用では手間がかかる場合もあります。
- 煮沸: 水を沸騰させることで塩素を揮発させる。10分以上の沸騰で効果的ですが、お湯になるため冷ます必要があり、大量処理には不向きです。
- 汲み置き: 容器に水を汲んで数時間~1日放置。紫外線や空気で塩素が自然に抜けますが、雑菌繁殖に注意が必要です。
- 塩素中和剤: 薬剤で中和。速やかですが、主に観賞魚用で飲用には適しません。
- 炭を入れる: 備長炭などで吸着除去。天然ですが、準備と時間がかかり大量向きではありません。
- レモン汁を入れる: ビタミンCで反応して中和。手軽ですが、風味が変わり量調整が必要です。
- 浄水器を使う: 活性炭フィルターで効率的に除去。日常使いで最も現実的です。
これらの方法の中で、普段の生活で毎日大量の水を使う場合には浄水器が最も便利とされています。
水道水のカルキ抜きは6つの方法でできる!水道水で料理の味が変わる主な理由
「具体的に何が味に影響してるんですか?」
水道水が安全である一方で、料理の味に影響を与える要因として残留塩素やその他の要素が挙げられます。以下で詳しく見ていきましょう。
残留塩素とは何か、その基本と影響、地域差
残留塩素とは、水道水の消毒のために塩素を添加した後に残る成分です。水道法で水の末端(蛇口)で0.1mg/L以上確保することが義務付けられており、細菌の繁殖を防ぐために必要です。一方で、上限値は設けられていません。これは消毒効果を確実に保つための基準ですが、高濃度になると塩素臭(カルキ臭)が強くなり、料理の素材風味を損なうことがあります。
この残留塩素が料理の味に影響を与える主な理由は、素材の繊細な香りや旨味をマスキングしてしまう点です。特に、出汁取りや煮物などの和食で実感されやすいです。
残留塩素濃度は水源や配管距離により異なり、東京都内でも目標値を上回る地域があります。これにより、カルキ臭の強さが場所によって変わるため、同じ水道水でも味の実感に差が出やすいです。
残留塩素の基準値に上限がないは本当!? 【東京都】水道水の残留塩素濃度の高い地域とは? 【東京都水道アンケート】70%が水質のカルキ臭に不満!?水道管老朽化と赤錆の影響
築年数の経過した戸建て住宅では、屋内配管の老朽化により赤錆が発生し、水に混入することがあります。これが料理の濁りや金属臭を引き起こす原因になる場合があります。
全国的に水道管の老朽化が進んでおり、法定耐用年数40年を超えた管が使用され続けている事例が多く見られます。例えば、沖縄県では1967年設置の管が57年経過し、点検で「問題なし」と判断されていたにもかかわらず破裂事故が発生しました。また、三重県亀山市では老朽管が原因とみられる濁り水が12日間続き、約2,700世帯で茶色い水が出る事態となりました。これらは原因が特定しにくいケースもあり、全国共通の課題として指摘されています。
こうした赤錆はキッチン単独の浄水では完全に防げず、水道入り口での除去が有効です。
老朽化20年超でも「問題なし」だった水道管 沖縄断水からみえる全国共通の課題 収束したけど原因不明…亀山市12日間濁り水 【証拠あり】 浄水器で水道水の赤錆は除去できます水の硬度やミネラル、その他の臭いの原因
日本の水道水は軟水中心で和食に適していますが、地域により硬度が異なり、味に影響が出ることもあります。また、カビ臭やその他の物質が混入する場合もあります。おいしい水の要件として、硬度10~100mg/Lが適正とされ、ミネラル分が適度に残る水が料理の味を引き立てやすいです。
軟水?硬水?水の硬度って何? 水道水が臭い!臭気の正体は何?具体的な料理シーンで実感する違い
残留塩素や赤錆、硬度などの影響は、以下のような日常の料理シーンで特に実感されやすいです。戸建て住宅では庭や大量使用の独自シーンも加わります。各シーンで浄水を使うと、素材の味がよりクリアになり、ミネラル分が適度に残ることでまろやかさが加わります。
- ご飯炊き: 浄水で米のツヤと甘みが引き立ち、ふっくら仕上がります。水道水の塩素臭がご飯に移りにくいです。
- 和食の出汁取り: 昆布や鰹節の繊細な旨味がストレートに感じられ、雑味が減ります。
- 煮物・スープ: 沸騰前の水で素材を入れるため、塩素や他の不純物の影響が少なく、深い味わいが楽しめます。
- 野菜の茹で: 色鮮やかさが保たれ、シャキッとした食感に。赤錆混入を防げば透明度も向上。
- コーヒー・お茶: 香りがクリアに立ち、雑味が少ないまろやかな味わいに。
- 麺類の茹で: カルキ臭が麺に移らず、風味が向上します。
- パン・お菓子作り: 生地の膨らみや仕上がりに差が出やすく、プロ並みのクオリティに近づきます。
- 庭の野菜洗い: 外ホースの水も浄水で新鮮。土や気になる物質を丁寧に落とせます。
- 大量煮込み料理: 家族分の鍋や作り置きで、水質の安定が味の均一性を保ちます。
- 飲料水として: 毎日飲む水がクリアになり、料理全体のベースが向上。
- 味噌汁・お吸い物: 出汁の繊細さが損なわれず、家庭の味が格上げされます。
- 果物の洗浄: 表面を優しく洗い、安心して食べられます。
- 離乳食作り: 赤ちゃん用の水も常に新鮮で、親の安心につながります。
- 夏場の冷たい飲み物: さっぱり感が増し、塩素臭のない爽快さを実感。
- 冬の鍋料理: 沸騰前の水質でスープの澄み具合や素材の味が変わりやすく、家族の団らんがより美味しく。
- 漬物作り: 水の質で発酵具合が変わり、本格的な味に。
- ジュース・シロップ作り: 果物の味がストレートに活き、添加物不要の自然な甘さ。
- 煮魚・煮野菜: 素材の味が染み込みやすく、家庭料理の定番がワンランクアップ。
- カレー・シチュー: 長時間煮込む料理で、水の影響が大きく出やすいです。
これらの違いは、特に敏感な味覚をお持ちの方や、料理を楽しむご家庭で実感されやすいです。
戸建て住宅でセントラル浄水器が活躍する理由
「毎日手軽に浄水を使うにはどうしたらいいですか?」
一般的なカルキ抜き方法は手軽ですが、毎日の料理で大量の水を使う場合には限界があります。そこで、浄水器の導入が現実的な選択となります。
キッチンの蛇口型浄水器では屋内配管後の赤錆や残留塩素を完全に防ぎにくいですが、セントラル浄水器なら水道メーター近くの入り口で元から除去できます。これにより、庭のホースや全蛇口で常に浄水が使えます。
大容量の活性炭フィルターで家族全員の使用量に対応し、ミネラルを残しつつ不純物を除去するため、毎日の味が自然に向上します。お湯もそのまま浄水可能で、煮込み料理に便利です。
【重要】セントラル浄水器は水道水のミネラルまで除去する!? おいしい水研究会とおいしい水の水質要件とは何?2026年水質基準変更を機に考える水の見直し
2026年度から有機フッ素化合物(PFAS)に関する水質基準が新たにスタートします。対象はPFOSとPFOAの合計値で、基準値は水道水1リットルあたり50ナノグラム(0.00005mg/L)以下です。検査は3カ月に1度の定期検査が義務付けられ、上水道と簡易水道が対象となります。
基準を超過した場合、水源の変更や浄水処理の強化、住民への情報公開と代替水の提供などの対応が求められます。この変更は水道水の安全性をさらに高めるものですが、日々の料理では残留塩素や水道管老朽化などに起因する赤錆などの水質問題の影響がより身近な課題です。
活性炭フィルターはPFASも一般的に除去可能とされていますが、セントラル浄水器の強みは家全体の大容量浄水にあります。
2026年度スタート!PFAS水質基準と検査義務化の重要ポイントまとめ:料理をより楽しむための水選び
水道水で料理の味が変わると感じる方は、簡単なカルキ抜きから始めつつ、長期的に浄水器を検討してみてください。特に住まい全体の水を浄水したい場合は、セントラル浄水器が料理から生活全体までをカバーする選択です。毎日の料理がより美味しくなり、家族の食卓が豊かになるきっかけになるでしょう。
「いかがでしたでしょうか。料理と水道水の満足度調査を元に浄水の必要性について解説しました。」
「はい。よく分かりました。」
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