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【水道水を飲む】浄水器からみえる水道環境の現実

蛇口の画像

「浄水器は本当に必要なんですか?」
「水道水は飲めないということですか?」
長年、セントラル浄水器を販売している中では、このようなお話を伺うことがありました。弊社の販売しているセントラル浄水器は、工事も必要とするため決して安価な商品ではありません。お客様には、末長くお付き合い頂く商品として納得の上でお買い上げ頂けることが、私共としても望むところです。ですので、このようなお問い合わせには、丁寧にご説明させて頂くとともに、「そもそも浄水器など必要ない」とおっしゃる方にはオススメはしておりません。
ただ、そのような中でも、ソリューヴをご購入頂いた方は一度設置すると、そのままお使い頂くことがほとんどです。その理由として、実際水道水をそのまま使う場合と明らかに違う結果が現れることがあります。それは、塩素の試験薬での反応や、カルキ臭がなくなるといったお話だけではない確かな結果がありました。
今回は、改めてセントラル浄水器メーカーならではの視点で、水道環境の実際のところをお知らせすると共に、正しい理解をして頂きたいと思います。

交換フィルター(カートリッジ)の汚れからわかる水道水の現状

まずは、残留塩素やトリハロメタンなどの問題の前に、以下の写真をご覧下さい。
最初の画像は、新品のソリューヴフィルター(カートリッジ)の画像です。そして、次の2枚は、2018年現在の東京を中心とした首都圏各地のユーザー様のソリューヴフィルター交換時の使用済みフィルター(カートリッジ)の写真です。これは、十数年前の水が汚いと言われていた時代の古い写真ではありません。今現在の写真です。画像からもお分りいただけるように、このようにフィルター(カートリッジ)が汚れております。ほとんどが1年間ごとに交換して頂いておりますが、それでも、ここまで汚れがあるのです。この汚れは、主に水道本管内にある赤錆やゴミなどを濾過したものです。一度浄水場にて浄水された水であるはずですが、実情はお分かり頂けると思います。

ソリューヴフィルター新品画像
使用済みフィルター画像
1年交換時カートリッジ(フィルター)画像

浄水器のフィルター(カートリッジ)で濾過されていなければ、これはそのまま食卓やお風呂場などで使われることになります。普通にお使い頂く中では、中々見えにくい部分ですが、1年を通して蓄積されるとその差は明らかです。それだけ、水道環境も完璧ではないことがお分かり頂けるでしょう。これらの汚れは、水道本管自体が長い年月の中で劣化していることも理由の一つとして挙げられます。

当然、地域差はありますが、そもそもこういったインフラは地域差があって良いものでもないと考えます。どんな地域にお住まいでも、例外なく同じ水質の水が供給されることが、本来水道インフラとして望ましいと、水道を利用する一消費者として感じます。

水道水は安全で飲んでも問題はない

水道水は国の管理の元、厳格な安全基準が設けられています。そして、その運営は、各自治体が行い、水道法によって水質検査が義務付けられています。ですので、水道水は基本的にそのままでも安全です。

また、水道水には、病原菌などの消毒対策のため塩素消毒が行われます。又、各家庭に供給される中で、最後まで残る残留塩素の量も、水道法で定められている0.1mg/L以上、水質管理目標設定項目の目標値である1mg/L以下を蛇口において常に確保できるようにしています。
一時期の水道水は、この塩素が原因で、「水道水はとてもカルキ臭くてまずい。」というのが、半ば常識的でした。そんな消費者の不満もあり、その時期多くの浄水器が販売されました。セントラル浄水器の会社が作られたのもこの時期です。

しかし、水道局もこのままにしておくわけにもいかず、独自に「おいしさに関する水質目標」を定め、残留塩素濃度を必要最低限の0.1mg/L以上0.4mg/L以下とする中で、品質の改善に努めてきました。しかし、それでも依然として地域差はありますし、カルキ臭を感じるユーザー様はおられます。

又、残留塩素に関しては、時間とともに減少するため、浄水場から離れた地域でも残留塩素を保持できるよう塩素の濃度を調節しています。そのため、逆に浄水場付近の地域の残留塩素濃度が高くなってしまうこともあります。改善策として、各地域の拠点に追加注入できる設備を整備することで、浄水場からの距離に関係なく、残留塩素濃度がなるべく低く保たれた水道水を提供していくこととしています。

まずは水道水の避けられないトレードオフの関係を理解する

浄水器は、浄水場で安全対策のために投入している「残留塩素」を抜いて使います。「なぜ?トリハロメタンなどの問題がある塩素をわざわざ入れるのか?」という問いには、浄水場から各家庭まで届けるまでの安全対策のためであり、塩素を入れないという対策はありません。そのまま利用しても人体に害はないという安全基準は守られている一方で、「できることならない方がいい」と感じる一般の消費者は、浄水器をつけたりミネラルウォーターなどを購入するわけです。

最近の事例として、浄水器を普段からお使いのユーザー様が訪れた飲食店の話があります。水道水をそのまま使っていて、最初に提供されたコップ一杯のお水がとてもカルキ臭く、食事どころではなかったとおっしゃっていたのが印象的でした。そのような事があれば、少なからず飲食店側も何か対策が必要だと感じるでしょう。

日本人の健康志向と水に対する意識の高まり

水の画像

日本の水道インフラは世界レベルでみれば高いです。その証拠に、後進国に向けた東京都の水道インフラ事業の輸出も過去にニュースにもなりました。

しかし、昨今の日本の消費者の水道に求めるレベルはとても高くなっています。後進国のような環境であれば問題なくとも、今日の日本の一般家庭では、当たり前のように、浄水器だけではなくミネラルウォーターの購入やウォーターサーバーなどが設置されており、自前でなんらかの対策が施されているのが現状です。スーパーなどでは浄水された水道水をわざわざ購入していたりもします。
又、昨今の健康意識の高まりやオーガニックブーム、アンチエイジングなども、更に水を見直すことに拍車をかけていると思います。

より良いものを求めるユーザーの嗜好と、全体の安全を同じ枠の中では語ることは出来ないということです。